世界のサッカー ブラジル

ブラジルといえば世界トップのサッカー大国であり、多くの名選手を輩出している国でもあります。そんなブラジルもサッカーに関する状況は変わりつつあります。街中を歩けばストリートでボールを蹴っているイメージがありましたが、今はストリートでボールを蹴って遊んでいる子供は減りました。今はサッカー選手を育成するための組織があり、多くの選手はそこでプロを目指します。

なので、これからのブラジルは伝統の独特なボールタッチや、遊び心のようなものは少し減っていく予想されています。2016年のワールドカップでドイツが優勝したことをきっかけに、現在の主流は組織力プラス個人能力の融合です。現在のサッカーは個人能力だけでは勝てないです。ドイツのようにしっかりと相手を研究して、相手のストロングポイントを消し、自分達のストロングポイントを上手く押し出していく戦術が大事なのです。ドイツの選手達は個人能力も高いです。

その個人能力が高い選手達が、洗練された戦術を使い、献身的に走り回ることで試合のペースを握っていきます。サッカーは頭を使うスポーツでもあるので、いくら能力が高くても、適切なタイミングとシチュエーションで発揮しなくては意味がないのです。